4年前の夏、日本への帰省から戻って来た時に、
ひどい捻挫をした経緯は、これらの記事に書いた。
人生最悪の捻挫をした
自力で捻挫を治すためにしたこと
それから3年の後、
この記事を書いている今からさかのぼって、1年前、
私は再び、足首を捻挫した。
そして、今回は骨折の診断が下されたのだった。
今回も季節は夏。
そして4年前と、同じ右足首だった。
4年前は、シカゴの空港の乗り換え時に捻挫をしたのだが、
今回は、マンハッタンの街中でだった。
休日、電車でニュージャージーの自宅から、
マンハッタンまで繰り出し、駅から馴染みの飲み屋まで歩いているところだった。
マンハッタンの歩道には、いたるところに地下鉄の通風孔があって、
金属でできているから、雨などが降っていて濡れていると、
滑りやすくて、危ない。
その日は晴れていて、濡れていたわけではなかったが、
通風孔に傾斜がついていたのだろうか。
そして、死亡事故まで起きている、某有名ゴム靴会社製の
サンダルを履いていたからだろうか。
私は右足をくじき、バランスを崩して、道端でこけた。
場所は、大きなネオンの看板で有名な、
ニューヨーク有数の観光地の側。
多くの観光客で賑わっている中、
派手にこけて、恥ずかしいことこの上なかった。
すぐに立ち上がりたかったけれど、
結構ひどくくじいてしまったようで、
とっさには立ちあがれない。
心配して次々に大丈夫か、
と声をかけてくれる人たちに、
ひきつった愛想笑いで、大丈夫だ、
と答えつつ、なんとか立ち上がった。
外側に挫いて、小指側の側面で着地したところをひどく打ったらしい。
通風孔だから、アスファルト面みたいにすりむかなかったけれど、
固い表面に思い切り打ち付けたわけだから、かなりのダメージを負ってしまっただろう。
久々にひどいのをやっちゃったな、と思ったけれど、
痛さとしては4年前のシカゴの空港の時の方が、ひどく、
それからも医者にかからず回復できたので、なんとかなるだろうとは思った。
足を引きずりながら、近くのセブンイレブンに入って、
何か足を冷やすものを買おうと思ったのだけど、
適当なものが売っていなかったので、
申し訳ないと思いつつも、
持っていたビニール袋に、セルフサービスのドリンク用の氷を拝借して、
いれさせてもらった。
足に氷をあてつつ、
さて、今からどうしようかな、と思った。
この時点でもう夕方になっていたので、
ニュージャージーの地元の緊急クリニックも、
今から帰っても閉まってしまっている。
なら、せっかくお金と時間をかけてニュージャージーから来たのだから、
とりあえず、目的地の飲み屋に行こうか、ということになった。
お店に着いたら、冷やす氷を交換してもらい、
飲み物を注文して、持っていた痛み止めをとる。
さすがに、お酒はいつもよりも控えめにして、
いつもよりも早めの時間に帰宅した。
お店のママや他のお客さんたちも、心配しながらも、きっとあきれていたことだろう。
帰りがけに、エキナカのドラッグストアでテーピング用のテープと、
痛み止めを買い足して、電車に乗った。
最寄り駅から自宅まで徒歩15分ほどなのだが、
タクシー代をケチって、びっこを引きながら歩いて、
無事についた。
そして、朝になるのを待って、緊急病院に向かった。
コメント