遠距離通勤、再び

NY

再び、隣の州のニュージャージーの施設で働くことになったため、遠距離通勤をすることになった。

片道平均で2時間半強。

各交通機関の乗り継ぎがうまくいけば、2時間ジャストぐらいになるものの、

逆にタイミングが悪いと、まさかの3時間越えになってしまったりもする…

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どういう場合に、3時間以上かかってしまうかというと、深夜12時を過ぎて電車やバスなどを利用する場合である。

夜10時を過ぎたころから、電車やバスなどの本数はだいぶ減るのだけれど、

深夜を過ぎると、さらに激減する。

普段は急行の電車も、この時間になると鈍行運行になり、

所要時間は1.5倍ぐらいになってしまうことも、しばしばだ。

24時間運行してくれることは大変ありがたく、私がニューヨークの素晴らしいことの一つとして、誇らしいことにやぶさかではない。

しかし、休みなく運行しているということは、日本のように終電後にメンテナンスを行うということができないため、

どうしても深夜に電車を走らせながら、細々と、少しづつ行う、というかたちをとらざるをえない。

そんな、メンテナンスの時に電車に乗ろうものなら、いつもの倍以上の所要時間がかかってしまうことがあるのだ。

昨日、仕事が土壇場で長引いてしまい、職場を出たのが12時ちょっと前になってしまったがため、後々すべてにケチがついた。

気温-6度の中、バスが10分で来てくれたのはよかったものの、

その後、電車の接続が絶望的に悪く、電車が線路で15分以上とまったりするようなこともあった。

こんな寒い日は、地元の駅から家まで帰るのにバスを使いたかったものの、既に終バスの時間は過ぎてしまっていたので、

つま先や手袋ごしの手が冷えて、痛くなりながら20分強歩いて、家に着いた。

時計を見たら3時ジャストだった。

今日も、昨日同様に寒く、同じ目には遭いたくなかったので、

気合で仕事を終わらせて、11時ちょっとすぎに、施設を出た。

バスと電車の接続もよく、途中まではかなり順調だった。

しかし、乗っていた電車で、酔っぱらいのホームレスが倒れて、意識不明になったため、電車が30分弱も止められてしまったのだった。

人命を大切にするのはいいけど、駅のホームに出しているのなら、わざわざ電車を止めなくたっていいのに。

ホームレスなのに、酒なんか飲むなよ。

…と散々、ひどい悪態を心の中でついて、いらいらしながら電車が動くのを待っていた。

家に着いたのは2時ちょっと過ぎだった。

明日は、もっと早く帰れますように。

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