数日前に感謝祭パレードについてのエントリーをして、自分としても気になったのは、
感謝祭翌日の金曜日に行われる一大買い物イベント、ブラックフライデーについてだった。
そもそもなぜ「黒い金曜日」なのか?
皆さんがいっぱいお買い物をし、お店が儲かり、黒字になるからブラックなのだというのが、一応は通説とされている。でも本当のところは、フィラデルフィアのお巡りさんが、
買い物客の人混みで町が黒くなったように見えるのを指したところから始まったとか、なんとか…
ブラックフライデーからブラックフライデー週間へ
伝統的には、感謝祭の当日の夕方から翌日の早朝にかけて開店するお店に、行列で並んで殺到…というのが、おなじみの光景だった。しかし最近は、オンラインストアの方で、感謝祭当日の早朝からセールを実店舗に先駆け、開始してしまったりする。
また、実店舗、オンラインストアともに、ブラックフライデー当日にこだわらず、
前後1週間ぐらいに「ブラックフライデー・ウィークセール」などど銘打って安売りをしていたりする。
オンラインストアの場合だと、感謝祭の翌月曜日がサイバーマンデーとなることから、
まあこの感謝祭セール週間化というのは、納得できる流れなのかもしれない。
情報収集は必須
ということで、セールの期間が昔に比べて拡大されているので、それぞれのお店がどのような売り出し方をするのか、目玉商品の比較など…リサーチすべき点は山ほどある。
調べることも増えてきたけれど、便利な情報サイトや価格比較サイトがあるので、
それほど苦労せずに情報は集められるはずだ。
計画をきっちり立てる
これはリサーチをしてから計画するのか、計画をもとにリサーチする方がいいかは迷う所なのだけど、とにかく予算や、実店舗に行く場合は家を出る時間、
クレジットカード、現金の用意。
オンラインセールの始まる時間の把握など、
熾烈なバトルに勝ち抜くためには、綿密に計画をたてておく必要がある。
チームを組むべし
実店舗に向かう場合も、その間の移動の際、そして着いてから行列に並んでいるときも、スマホで常に最新情報をゲットするようにしよう。
様々な情報サイトやアプリで、膨大な情報を瞬時に受け取ることはできるけれど、
いかんせん自分一人だと、行動に限りが出てしまう。
例えば、複数のお店で、それぞれ超大目玉タイムセールをやっているという情報が飛び込んできたとしよう。
自分一人だったら一つしか選べないが、
チームを組んでいれば、分担して複数のところへ買いに行けるし、まとめ買いのものもシェアできるし、いいことづくめなのだ。
そうはいっても実店舗もならではのよいことも
オンラインストアと実店舗の品揃えや、価格などほとんど差がなくなってきている。さらにオンラインストアの方がセールも早く始まるし、ブラックフライデーの時には送料も無料になるケースも多い。
そういった事実を踏まえて、わざわざ休日に人混みの中でショッピングをするよりは、
家でゆったりとネットショッピングをする方がよいのでは、とすすめるむきが多い。
しかし、そんな中、あの行列に並ぶと、先着10名様まで500ドル分の商品券を進呈とか、
来店した人に無料アイテムが配られたりするようである。
それを知って初めて、ああ、あの行列に並ぶのもそういう意味があるのか、と納得した。
数年前、ニューヨークのウォルマートで、
店内に殺到するお客に押されて、従業員の人が亡くなってしまったという事故すら起こってしまった、ブラックフライデー。
そんなある意味、アメリカ人にとって命がけの買い物戦線と言っていいかもしれない。
NYC実店舗お得情報 (AM NY)
ブラックフライデー情報サイト その名も blackfriday.com
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