内田有紀さんと広末涼子さん主演で、奥田英朗さん原作の「ナオミとカナコ」という作品がドラマ化されるとのこと。
興味をひかれたのは、この作品が日本版テルマ&ルイーズのようだと称されているとのことで、
これを聞いて、私なりに配役を予想してみた。

内田有紀さん(ナオミ)

ジーナ・デービスさん (テルマ)
独身のナオミと同じく独身のテルマ。2人の中での、リード役。

広末涼子さん (カナコ)

スーザン・サランドンさん (ルイーズ)
こちらは主婦組。どちらも暴力的な夫に悩んでいるという設定。ですが、実際は逆でした!!
独身の方が広末さんで、主婦役が内田さん!
実際広末さんよりも年上で、デビュー当時はボーイッシュなスタイルで売りだしてて、今も凛とした感じの内田さんが
DV男に悩む主婦。
そして、3児の母にも関わらず、永遠の少女のような広末さんが、友人に殺人をほのめかすOL役になるとは。
これは本当に想定外のキャスティングで、かなり興味深い。
まさに「ガラスの仮面」の劇中劇の『二人の王女』のキャスティングみたく。
(ヤングな皆さま、わからない例えだったらごめんなさい。ガラスの仮面もしまだ読んでなかったら、マンガ喫茶とかで試してみて。まじ、おもしろいから。)
それで、改めてテルマ&ルイーズについて、ちょっと調べてみたのだけど、いろいろおもしろい発見があった。
「ナオミとカナコ」が日本版テルマ&ルイーズと呼ばれるように、
テルマ&ルイーズも、女版ボニー&クライドと称されることがある。
だが、実際のところはアメリカの女性連続殺人犯とその恋人(女性)の実話をもとに生み出されたとのことだ。
この実話にインスパイアされて、というのが実際のところで、映画とは全く違う話といっても過言はないのだけれど。
ちなみに、後ほど実話をほぼ忠実に再現した、別の映画も作られている。
2003年、シャーリーズ・セロン主演の「モンスター」という作品で、
これもかなりすごい映画なので、まだご覧になっていなかったら、是非。
見どころは、シャーリーズ・セロンのすさまじいまでの役者根性を見せつけた役作りで、
そのために10キロ増量して、別人としか見えない感じになっている。
これも、リアルガラスの仮面っぽくって、すごい。
…と、ちょっと脱線してしまったので、話をテルマ&ルイーズに戻す。
この映画って、ブラピの出世作としてあまりにも有名だけれど、
実はこの役のオーディションにまだ無名だったジョージ・クルーニーが応募してたんだそうだ。
まあ、今だから思うのかもしれないけど、あの役はやっぱりブラピの方があっているかな、と個人的には思うが。
いずれにしても、見どころいっぱいの作品で、「ナオミとカナコ」と比較して見るとさらにおもしろいと思うので、ドラマ放映前に是非、「テルマ&ルイーズ」もチェックしてみてください。
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