2023年の年明けから始まった、仕事によるストレス。
そしてしばらく前から始まっていた、更年期前の慢性的な体調不良。
アルコールも体が受け付けなくなり、図らずも断酒となった。
自然のリズムに沿った健康的な生活を送る、ということで、
長年続けてきた夜勤から、日勤にきりかえた。
食生活も、なるべく健康的な食事を心がけた。
しかし、体調は悪化こそしなかったが、
改善することはなく、常に不調を感じていた。
そのため、仕事を休み、日本で休暇を取ろうと決めた経緯は、
前回の記事にも書いた。
セントルイス 2023年 5月 〰 8月
日本で検査をして、悪いところがあったら治し、
温泉に行ったり、友人たちと会って英気を養おう、と考えていた。
結果からいえば、そのほとんどを日本で成し遂げられず、
さらにいえば、精神的には帰国する前以上に悪化するはめとなった。
何が起こってそうなったかは、そろそろ1年がたとうとしている今でも、
きちんと消化できていないので、ここでは書かないでおく。
帰国して間もなく、ダメージを受けることがあって、
自分がやろうと予定していたことが、ほとんどできなかった。
数年ぶりに帰国したというのに、とても友人たちに会う気になれず、
一人で、打ちのめされた気持ちのまま、温泉に行ったりした。
酷暑の中、一人で日本の町をさまようのは、とてもむなしかった。
もしかして更年期以外の原因もあるかもしれない、と受けた検診の結果は、
皮肉にも全て正常値で、そうなると、今回帰ってこなければよかったのかもしれないな、とも思ってしまい、気持ちはさらに沈んだ。
北米に移住した後、幾度なく一時帰国したが、こんなに悲しく辛い思いをしたのは初めてだった。
辛うじて、いつも日本から支えてくれている大切な親友とは会うことができ、家族と束の間でも過ごすことができたのは、唯一の救いだった。
なんとか、日本にいる間、次の仕事先は確保することはできたので、9月の半ばにアメリカへと戻った。
悲しい帰国

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