掃除や片づけや断捨離などは、もはやブームではなく、料理のように家事でありつつ、
趣味にもなるような域に達してしまったようだ。
だって、今さっきだって「断捨離」とタイプしたら、一発で変換されたもの。
昔は、いちいちバラバラに変換しなければならなかったのに。
私はカレン・キングストンの「ガラクタ捨てれば自分が見える」あたりのスピ系から、
掃除・片付けに目覚めた口だ。
掃除機をかけたり、雑巾がけしたりするのは、最初から苦にならなかった。
断捨離は、洋服などはもともと捨てるほどもっていないので問題にはならなかった。
反面、私の持ち物の大半を占めていた本・マンガ、CD,ビデオ関係を手放すのはかなり
難航したものの、
引っ越しを繰り返す生活を通じて、手元にはごく少数のものが残されるに至った。
なのに。
ものが少なくなった私の部屋の見た目は、それでもごちゃっとしている。
理由は自分でもわかっている。
ちゃんと収納スペースがあって、ものも多くないのに、しまうのが苦手なのだ。
どの場所に、どんなものを置いたり、しまっていいのかが、人に言われればやるけど、
自分でどうやっていいかが感覚としてよくわからないのだ。
最初から、棚やクローゼットなどの収納スペースなどがあっても途方にくれるのに、
よく記事になっているような、「少ない収納スペースを活用」だとか「収納のアイディア」なんかにあるような片付け上手の人たちの創意工夫にあふれるアイディアなんて、私には神業としか思えない。
私は数学やパズルが苦手なのだけど、こうした収納のセンスって、左脳的な要素が関わっているような気がする。
もともとセンスがないのに、さらに実家が、祖父母の代から捨てられないものだらけの家だったってのも大きい。
そういえば、母親はそんな家で、掃除だけは神経質なまでにやっていたから、ほぼそのパターンを受け継いでしまってたようだ。
どうしたら、片付け上手になれるのかな。
片付け上手になりたい

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