現在、1月2日の午後9時前。
今回の年末年始は、思ってもみなかったクリスマス前に転職が決まることになり、かなり想定外の展開となった。
2015年の初め、以前の記事で書いたように、私は失業していた。
転職難と借金苦と
1月の終わりに、ようやく仕事が見つかり、
2月から働けるようになったものの、かなりの低時給だった。
時給がそんなに悪くなかったら、気にならなかったのかもしれないけれど、
とにかく他の面の待遇も、納得できないことが多々あり、辞めたくて仕方がなくなってきた。
とはいっても、前の職場を辞めて、転職がうまく行かずに散々な目に遭った直後である。
さらに、いくらアメリカとはいえ、1年のうちにいくつも職場を変えてるのは、履歴書的にかなり、まずい。
そんなわけで、せめて1年は頑張ろうとは思っていた。
しかし、8月の下旬に、以前働いていた職場の副婦長さんから、ある日に連絡がきた。
彼女が昇進して、系列の別の老人ホームの婦長さんになったとのことで、
ありがたくも、一緒に働かないか、とスカウトしてくれたのである。
もちろん、二つ返事でOKと言ったものの、ここで問題が出てしまった。
こちらでは、法律で決まっているのかなんなのか、病院や老人ホームで新しく働く時は、
必ずオリエンテーションを受講しなければならないようなのだ。
そのオリエンテーションの日、辞める方の職場をどうしても休むことができなかった。
こうした場合、普通だと、どうせ辞めるのだからと、ごり押しで、見え見えの仮病で当日欠勤することころではある。
しかし、その職場は、そのような急の欠勤で、代わりに働く人が見つからない場合、
強制的に前のシフトの人が残って働かなければならない、といった、
人の都合のことなど全く考えちゃいない、理不尽なシステムがあったのだ。
まるで、同僚を人質にとられているようで、私的にはどうしても、他の人に迷惑をかけることはできなかったので、
オリエンテーションをその時、辞退したのだった。
新しい職場の方は、小さい施設だったため、ある一定の人数が集まらないと、予算の関係でオリエンテーションが開けない。
多分来月にはまたやるかもしれないけど、保証はできない、と言われてしまったけど、
仕方がなかった。
いつでもオリエンテーションに行けるように、とりあえずその施設(老人ホームA)を辞め、
派遣会社を通じて、別に働く老人ホームが(老人ホームB)見つかったので、そこで働きながら、
次のオリエンテーション(老人ホームC)を待つことになった。
昨年のように、失業せず、ブランクなしで、
老人ホームBで、ずっと良い時給で働けるようになったことは、素直にありがたかった。
しかし、別の記事で書いたように、この老人ホームB、かなりきつい職場だったのだ。
本命の老人ホームCからの連絡は、数か月たっても来ず、
問い合わせてみるものの、次のオリエンテーションの開催は未定とのことだった。
もうこの話は流れてしまったのかもしれないなと、しばらくたって、自分の中では諦めてしまっていた。
他に道はないので、老人ホームBで腰を据えようと、何とか頑張ろうとしたものの、
体がついてこれずに、帯状疱疹になってしまったりした。
すっかり希望を失っていた12月の中旬、
まさに「忘れていた頃」
老人ホームCから、オリエンテーションの日程のお知らせがきたのだ。
幸い、老人ホームBでは老人ホームAのような極悪なシステムもなく、
3日あるオリエンテーションも、2日はもともとの休みの日にあたっていて、1日だけ欠勤するのですんだ。
そして、それなりにスムーズに退職することができたのだ。
オリエンテーションを12月中旬に終え、老人ホームCで働くのは、クリスマス当日が初日となった。
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