転職難と借金苦と

アメリカ看護師関連

昨年末、当時いた職場に耐えられなくなり、転職を決意した。

いくら、こらえ性のない私も、さすがにおひとり様の身では、次の転職先が決まってから辞表を出した。

しかしである。

その転職話は、向こう側の都合により、一方的にキャンセルされてしまった。

ここから、今に至るまでの借金苦が始まった。

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とはいっても、当時の私は、今にして思えば余裕があった。

実は、古い職場を辞めた日と、新しい職場で仕事を開始する予定日までに2週間ほど間があいていたので、

カリフォルニアへの旅行を予約してしまっていたのだ。

まともな判断があったら、キャンセルしてたと思うのだが、

久々の旅行だったし、さらに旅行先がパワースポットだったので、

厄除け、開運にもつながるのでは、と良い方に取ることにしたのだ。

その旅行自体は大満足だったし、今でも行ったことに対して後悔はしていないのだけれど、

旅行から戻ってきても、さっぱり次の仕事が見通しが立たなかった。

感謝祭、クリスマス、年末年始が来ても、仕事は全然決まらなかった。

全くさっぱりだったら、まだすっきりしていたけれど、

面接で好感触だとしても、派遣会社の側の手違いで、話が流れてしまったり、

オリエンテーションまでしたのに、なかなかシフトに入れなかったりなどして、

かえってフラストレーションがたまるような状態だった。

すっかり看護師の仕事に嫌気がさしてきて、収入が減っても、もう別の仕事に応募しようかとも思い始めていた。

スタバやウォルマートの従業員が、健康保険や福利厚生をもらえているのが、心の底からうらやましかった。

看護師以外の職業に応募するなら、履歴書をどうやって書こうか…

なんて思い始めていた時、

ものすごい悪い条件…桁違いに低い時給の派遣の仕事に採用された。

あまりにも他と比べて低い時給だったので、さすがに辞退することも頭によぎったのだったが、

就職活動を続けることの面倒くささにかなわなかったので、そこで働くことに決めた。

3か月弱、失業していたのはかなりこたえて、自分としては過去最高額の借金を負うことになってしまった。

しかし、低い時給のために、月々の最低限の返済額をこなすので精いっぱいで、

1年たとうとする今でも、残高はあまり減っていないのが現状である。

その職場も、今年の9月に時給がよい転職先が見つかったため、退職したのだったが、

時給に比例して、仕事内容もきつく、ストレスで帯状疱疹を発症するに至ってしまった。

年末まであと2週間余り。

失業していた去年ですら、年をこせたので、今年もなんとかなりそうだが、

重くのしかかる借金と、年明けの確定申告のことを思うと、気が重くて仕方ない。

 

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