傘とサングラスとエアベッド

日々

「部屋とYシャツと私」みたいに並べてみたけれど、

この3つは私にとっては必要不可欠なのだが、決して、ものもちしないものの、ベスト3である。

多くのものは、高い金額を払って、

クオリティの高いものを買えば、長持ちするし、結果としてもとがとれることになる。

しかし、この3つの場合、私なりに高いものを買ったとしても、そのうち壊れるか、失くしたりしてしまうのだ。

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傘はアメリカに住み始めて以来、

強制的に折りたたみ傘を使うしかなかったので、失くす確率は以降、ぐっと減った。

日本にいる時は長傘派だったので、よく電車に置き忘れることがあった。

特に、途中から晴れてしまって、傘がいらなくなった日なんか、ものすごい確率で置き忘れていた。

なので、安いビニール傘を常に愛用していた。

ビニール傘と一口にいっても、製作元によってかなりデザインや、質が異なってくる。

柄が持ちやすいかは、私が選ぶ上で重要だったポイントで、それなりのこだわりを持って安物買いをしていた。

折りたたみ傘を使うようになってからは、もっぱら強風でおちょこになり、傘の骨が曲がってしまうことで、別れを迎えている。

骨さえ曲がらなければなんとかなるので、貧乏だった看護学生時代は、

傘の布の部分が骨から外れてしまったりしたら、針と糸で塗ったりして補修していた。

折りたたみ傘はどうしても携帯性を考慮すると、

長傘よりもサイズが小さくなってしまうから、雨からのカバー力に劣る。

できれば、強い雨の日は長傘を持ちたいのだけど、アメリカのはサイズが大きすぎるのだ。

そんなわけで、日本のビニール傘が雨の日には恋しくなる。

サングラス

サングラスはたいてい、ツルの部分が壊れたり、外れたりして、新しいものを買うはめになる。

高い金額の方が丈夫そうな気がするのだが、

これまで最長にもったのが、H&Mのバーゲン品の99セントで購入したサングラスだった、

というのは、いったいどういうことなのだろうか…

同じような使い方をしているし、壊れやすいデザインというのがわかってきたので、

どのメーカーのものでもだいたい同じようなデザインのものを選んでいる。

これは私の人生の中でかなり腑に落ちないことの一つである。

今年の初めに、私にしては奮発して、某スポーツブランドの$100相当のサングラスを購入したのだが、

つけた感じなどは、さほど安物のものと変わらず、あまりときめかず、ちょっとがっかりしてしまった。

普通に使っていれば、やっぱりすぐ壊れてしまいそうな気がして、

結局普段は安物サングラスを使っているという有様である。

そんなわけで、今後、もし宝くじなんかにあたったとしても、サングラスにお金をかけることはないと思う。

エアベッド

一人暮らしを始めて以来、ずっとエアベッドを使っている。

自分としては、最大限丁寧に使っているつもりだが、

どうしても数か月で、どこかに穴が開いて、使えなくなってしまう、ということを繰り返している。

あきらかに不経済なわけだが、普通のマットレスを買うことになれば、

配達や搬入、そして引っ越しするときの処分など、あれこれ考えなければならず、それが煩わしくて、踏み込めないでいる。

もう何個目のエアベッドを今、使っているかも把握できてないが、サングラスの場合と同様で、

エアベッドに関しても、金額と持ちのよさは比例しないことがわかっている。

そういったわけで、同じような価格帯で、違うメーカのものを試して、試行錯誤しているといった状態だ。

 

 

新しい、傘、サングラス、エアベッドを買う時、いつも頭によぎることは、

「これからどれぐらい、一緒にいられるのだろうか?」

というのだ。

離婚歴が多い男性とつきあったり、再婚したりするときなど、きっとそのように思うのかもしれない。

 

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