数少ない、ニューヨーク現地の友人に久々に会った。
私がニューヨークに越してきたばかりの時に住んだアパートのルームメートで、
それ以来、お互い別々の場所に住むことになっても、友達付き合いが今に至るまで続いている。
最初はお互いの近況を報告しあった。
友人が10月に彼と日本に旅行したと聞いていたので、その時の話とか、
またその彼と最近、同棲を始めたということも聞いていたので、様子をきいてみた。
旅行も楽しかったそうで、同棲生活もにうまくいっている様子だったので、安心した。
というのは、過去にさんざん男絡みで友人が苦労していたのを目の当たりにしていたので、
今回は幸せをつかめたようなので、私まで嬉しくなった。
ルームメートとは不思議な存在だ。
同じアパートや家に住み、台所やお風呂場などを共有しながらも、ほとんど口などきかない場合もある。
反面、仲良くなってしまえば、一緒に住んでいるということで、友達を超えて、何か疑似家族のような感じすらなってきてしまう。
さらにである。
なんと、つい最近、新しい仕事のオファーがあり、来年カリフォルニアに引っ越すことが決まったそうなのだ。
もともと友人はカリフォルニアの大学を卒業していて、仕事のためにニューヨークに越してきた。
知り合いも向こうの方が多いし、私同様にニューヨークの物価の高さや住宅事情に辟易していたから、
できればカリフォルニアに戻りたい、とよくもらしていた。
そんな長年の希望がかない、なおかつ彼氏もニューヨークでの仕事にめどがつき次第、
一緒にカリフォルニアに引っ越してくれるという。
友人の幸せが本当に嬉しかったし、素直にそれを嫉妬することなく喜べた自分にも嬉しかった。
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