自分が浦島花子になってしまったな、と実感する時っていうのは、日本発のニュースを見て、？と思ってしまう時なんかである。
この有働アナウンサーのニュースとか。
有働由美子アナ、朝ドラ食ったつけまつげ騒動平謝り
Yahoo Japan ニュース
浦島花子が悩んでしまう点はこういうことである。
「これ、まじで平謝りに値すること、ってみんな思っているのか？」
「おもしろいよね、っていうしゃれのニュースなのか？」
こんなこと、自分が日本にいた時は雰囲気を読んでわかりきっていたと思うのだが、
それがわからなくなってしまったという自分が、日本人としてはかなりショックではある。
まず、仮にまじで深刻に受け止められたニュースだとしよう。
番組内で朝ドラの内容を紹介してた時、とある衝撃シーンにびっくりした有働アナのつけまつげが取れてしまって、
当の朝ドラそっちのけでそのハプニングが話題にになってしまったということに対して、事務所からクレームが来てしまった、
というのがニュースの内容である。
しかし、である。
失言とかと違って、有働アナがわざとやったことではない。
っていうか、本人ができれば一番避けたい事態だったと思うのだ。
これは女性だったら当たり前だと思うけれど、仮にプライベートでつけまつげが取れてしまったとしても、
かなり恥ずかしくて、ましてや大人の女性としてはかなり気まずいシチュエーションといって間違いない。
それなのに、それが公共の電波を使って全国放送されてしまったのである。
もう、この時点で有働アナとしては、公開処刑のような憂き目をあっているわけで、その後、番組内でも数日に渡ってハプニングをいじられたとのこと。
（今回、調べて初めてしったのだけど、以前も脇汗のことなどでいじられたこともあったのだとか）
それを更に芸能事務所から責められているというのは酷だよなー、と思ってしまったのだけれど。
まじに責められているとしたら、それぐらいのこといいじゃない、って気がどうしてもする。
アメリカなんて、番組のハプニングで生放送に女子アナ射殺される、ですからね。
【悲劇】朝の生放送番組でインタビュー中に女子アナとカメラマンが射殺 / 視聴者がその瞬間を目にする
パズプラニュース
でも、その芸能事務所もそれをネタとして、しゃれでやっているのかそうでないのか？というのが、感覚としてわからなくなってしまっている自分がいる。
それが日本人としての感覚を失くしてしまっている、ということを思い知られせて、さみしい気持ちにさせられる。
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