これまで占いが当たった４つのこと

ここ数年は収まってきたが、長らくのこと私は自他ともに認める占い依存症だった。

洋服とかカバンにお金をほとんどかけなかったくせに、

かなり高い料金の占いには評判が良いと聞けば、惜しみなく高額の料金を払っていたのだ。

ただ、自己弁護とお世話になった占い師の先生たちの名誉のため言っておく。

私がレギュラーで相談しに行っていた先生たちは、どなたもツボや印鑑を売りつけることなど絶対せず、

占いの結果もかなり正確なものだった。

当時、先生たちが絶対知りえることのない現状をズバズバ言い当てられた時も、すごいなー、と思った。

そして、今振り返って思い出してみると、未来に対しての予言もあって、当時は「まさか、そんなことにはならないだろう」と全然ピンと来なかったので、気に留めてなかったようなことが、後で振り返ると当たっているのだ。

今回は、そんな予言的中を何個か、書き留めさせていただく。

 

１、旅行関係の仕事をする

2002年　バンクーバーにて

地元の新聞でみつけた、カンボジア人の占い師さんに何度か見てもらった。

カナダやアメリカの占いでありがちなのは、最初は＄20だけです、と言っておきながら、
前世の因縁などが見えてきたなどといって、それを解消するにはお祓い必要で＄300の追加料金だとか言ってくる。

彼女は私にとって、最初の非日本人の占い師さんだったのだが、そんなことは全くなく、淡々と彼女がみえることを語ってくれた。

「結婚後に、旅行関係の仕事をすることになるでしょう」

その時はカナダ人の彼との結婚は夢見ていたけれど、当時アメリカ人とは結婚するとは少しも思っていなかった。

そして、その想像もしていなかった結婚後に、本当に2つの旅行会社で働くことになったのだ。

それと、子供は男女二人、とかも言っていたけれど、それは当たらなかったな。

 

２、看護師になっている

2003年　トロントにて

正確に言うと、彼女は占い師ではなく、霊視ができる前世療法のセラピストさんだったのだが、

「白衣を着て働いているのが見える。看護師さんみたい」と言われたけど、まさかそれはありえないと、当時は思っていた。

その時の私は、文系の大学を出て、普通にOLをしているという経歴しかなかったのだ。

その後、アメリカで看護学校に通うことになり、本当に看護師になってしまうのだが。

 

３、腎臓に気を付けて

2006年　ハワイにて

日本で、ちょっとスピ寄りのハワイのガイドブックで見つけた日本人の占い師さんだった。

何というか、きれいな人ではあったが、それ以上に占い師オーラ（？）があった先生で、

昔の本物の巫女さんって彼女みたいな感じなのかな、なんて思ってしまった。

さらに、リーディングの内容もすばらしく、当時はなかったキレッキレッ、という形容詞を使いたいぐらい、冴えまくっていた。

セッション中、言われる一言一言がびしびし響いてくるという感じで、自分の占い経験の中で、最高だったものの一つだ。

その先生が、最後に私の手を見て言ったのが、

「腎臓がものすごく弱ってるみたい。コーヒーとか飲むのを控えた方がいいわよ」

へー、そうなのか、と全く自覚症状がなかっために、気に留めなかったのだけど、

その数日後、急性腎盂炎になって生まれて初めて救急車を呼ぶはめになったのだった…

 

４、次の相手は日本人

2007年　ハワイ
2008年　東京にて

年が明けて、ハワイでまた別の占い師さんにみてもらいにいった。

アメリカ人の白人の占い師さんで、前回の占い師さんに比べれば神がかったようなところはなかったけれど、

高額なオプションを売りつけられるようなことはなく、かなり正確なリーディングだった。

まだその時はいちおう結婚していたけれど、すでに別れる方向に向かっていたところだった。

なので、次の相手はどうか、という質問をしたのか、こちらがしなくても向こうから言ってくれたのかは忘れてしまったのだが、

「次の相手は日本人みたいです。だけど、アメリカで育っているせいか日本語も話せないし、中身も全くアメリカ人のよう。それに…日系人なのかしら？外見も全然日本人っぽくないわね。」

これも、当時はもちろん心当たりなんて全くないわけだから、ただ、へー、と聞き流すような感じだった。

その後、離婚した後、一時日本に帰った時、東京で見てもらった占い師さんにも、

「次の相手は日本人だね」

と言われて、そう言えばハワイでもそんなこと言われたかな、なんて思い出したりした。

それから、そんな予言をされたことをすっかり忘れた2年後にである。

ハワイの占い師さんに言われたまんまの人との出会いが、本当にあったのだ。

最初は全然そんなこと言われたことはすっかり忘れていたのだけど、ふとしたきっかけで思い出して、愕然としたのをおぼえている。

 

その他にも、占いが的中したことってあったと思うのだが、とりあえず今思い出せるのはこれぐらいだ。

はっきり思い出せるので、当時つきあっていた彼の本心などをかなりズバリと当てられたことはあるけど、今回のリストにはのせなかった。

理由は皆さまおわかりのとおり、そんなの占い師じゃなくても、当時のお前以外には誰だって冷静に見れば、真実がみえるだろうよ、ってことだったので。

お後がよろしいようで。。。

 

 

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