私のスピリチュアル遍歴

日々

自分で言うのもなんだが、
物心ついた時から悩み多き人生を送っていた。

そのため、宗教への勧誘の機会も多々あったのだけれど、
神や仏をどうしても信じられなかったので、
ずっと断り続けてきた。

そんなトラディショナルなり、カルトなり宗教を信じられない私であるが、
その代わりに心の支えとなっていたのは、
いわゆる「スピリチュアル」と称されるものたちだったと思う。

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そんなわけで、私のスピリチュアル歴について語らせていただきたい。

おまじない・マイバースデイ期

私が小さかった時代、今に比べると子供向けのTV番組が多く放映されていて、
少女向けのものは、魔女・魔法を扱ったものが多かった。

平均よりもさらに、そういった類のものに興味を持っていた私は、
小学校高学年の時に、マイバースディという雑誌に出会うことになる。

その当時、消しゴムに願い事を書いて、それを使い切れば願いが叶う、
といったような、おまじないブームがおこっていた。

小さい時から「魔女もの・魔法もの」に慣れ親しんできた私にとって、
おまじないをするというのは、まさしく自分がちょっとした魔法を実践するかのようで、
ワクワクした。

きっかけはおまじないだったが、マイバースディを通じて、
タロットカードや、占星術などを知ることになり、
スピリチュアルの下地がこうして培われることになった。

私の同世代の女性だったら、普通の人でもおまじないだとか、
ラピスラズリのペンダントの存在は、みんな知っていたと思う。

大多数の女性は、おまじないなどに関わるのはほんの短い間で、
時間がたつとともに、そこから卒業していって、リア充の世界へ移行していくものだった。

しかし、私のような一部の層は、今後いい年になってもそこにとどまり続けるのだ。

占い依存期

おまじないはさすがにしなくなったが、以降私は占いに深く依存していくことになる。

高校生までは、雑誌に掲載されるありとあらゆる星占いをチェックしたり、
マイバースディの有料のコンピューター占いを申し込んだりした。

また細木数子の六星占術なども、参考にしていた。

大学生になって、バイトを始めて経済力ができると、
対面の占いや、電話占いなどに手を出すようになった。

そこら辺の経緯は以前、この記事に書いた。

これまで占いが当たった4つのこと

大学生の頃から、離婚してしばらくするまで、この占い依存期は長く続いていた。

セラピーに目覚めた期

相変わらず占いには依存していたものの、
社会人になってからカナダへワーキングホリデーへ行ったことがきっかけで、
様々なセラピーに出会うことになった。

カナダではスピリチュアルだけではなく、
サプリメントや、断食、マクロビなどの食事療法も始めるきっかけを得ることになった。

その延長として、アロマセラピーと出会い、
さらにはそこからフラワーエッセンスを知り、深くはまっていくことになる。

催眠療法のセラピストさんを通じて、ヒプノセラピーそのものだけでなく、
ドーリーン・バーチューなどエンジェルセラピーや、パワーストーンの存在を知ることになり、
新しい世界が開けていった。

その後カナダのビザ取得の失敗や失恋の後、
失意のどん底で日本へ帰国することになるのだが、
その時期、こうして新しく知ったセラピーやフラワーエッセンスにはだいぶ助けられた。

NY期

しばらく日本にいた後、結婚のため渡米することになった。

しかし「その後幸せに暮らしましたとさ」という展開になるわけがなく、
そこからまた別の地獄が始まり、セラピーと占いを頼りに生きていた。

離婚をし、紆余曲折を経た後、NYへ引っ越すことになった。

NYでも失業や就職難など、悩みだらけの毎日には変わらなかった。

そんな中で、ある日ネットでフラワーエッセンスのことを検索していたら、
NY在住のセラピストさんのブログへたどり着いた。

彼女のブログはとても興味深く、フラワーエッセンスの検索のことも忘れ、
他の記事を次々に読み進めてしまった。

そして、そんな彼女のセラピーのセッションを受けてみたいと思った。

しかしここで、彼女が知る人ぞ知る、NYのカリスマ・セラピストさんだと知ることになった。

その時点で、一番早く予約できるというのが半年後、ということだったのだ。

とにもかくにも予約を入れたが、半年待つのはあまりのも長かった。

その間、彼女のお弟子さんたちからセッションを受けることができると知り、
半年の間、お弟子さんからのセッションを受けて、待つことにした。

そのセラピーというのが、私がこれまでの占いだとか、
スピリチュアル系のものを全て統合したかのようなセッションだった。

このセラピーを受けた時、
「ああ、私がずっと求めていたのはこれだったんだ」
と、思った。

それ以降、これまでの霊視やタロット占いのセッションを受けたい、
という気持ちはなくなっていった。

その新しいセラピーを受けるかたわら、
世間では「シークレット」という動画が公開され、
いわゆる「引き寄せの法則」ブームが沸き起こっていた。

私もご多分にもれず、その手の本やネットの記事を読み漁っていた。

引き寄せの法則についての知識はどんどん増えていったけれど、
仕事は非正規でブラックだわ、お一人様だわで、
何もかも引き寄せてない人生が続いていた。

出口の見えないグダグダな数年間が続いたのち、
自分の希望する職を得ることができ、NYから引っ越すことになったのは、
過去記事に書いた通りである。

それをきっかけに、気づきを得ることになっていたのだが、
それに関しては、また別の記事で触れていこうと思う。

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