伝説の低勝率ドラマのワースト15ということだけど、想定通り、この中で私の知っているドラマは一つもなかった。
「伝説の低視聴率ドラマ」歴代ワースト15を発表!上戸彩や堀北真希も…
(livedoor news)
もともと日本のドラマはあまり見ない方だったけれど、ほぼ最近の作品がランクインされているから余計にそうなのだろう。
記事に寄せられたコメントに多くあったけれど、それにしても今年の2015年の作品がほぼ半数を占めているとはどういうことだろうか。
普通、視聴率がよければ、「半沢直樹」のように本当におもしろい作品であるはずだ。
ただ半面、視聴率が悪かったからといって、必ずしもおもしろくない作品であるとは言えない気がする。
人気ドラマの裏になってしまったりだとか、話題作りに失敗してしまったとか、そういったことが原因になっているケースもあると思う。
2010年以降の作品が9件もランクインしているのは、各個別のドラマというよりも、どうも自体的な背景がからんでいるのではないか、と思えてならないのだ。
トレンディドラマが全盛だった90年代と比べて、ネット全盛の今は、テレビを見る人自体が少なくなってきている。
多チャンネル、デジタル録画、ストリーミングなど新たな技術が導入により、テレビを見るにしても、昔のように、番組の放映時間にあわせて視聴するということも、ずいぶんと減っているのではないだろうか。
90年代以前でも、家庭用録画ビデオ機の登場以前と以後では、視聴率の持つ意味が違ったのではないかという気がするのだ。
力道山、アポロの月着陸の時とかのすさまじい視聴率も、仮に今この時代でそれぐらいのインパクトがある事件の中継をやったとしても、
(どんなのだろう…宇宙人の会見とか(笑))ああいった数字にはならないんじゃないかな、と気がする。
と、いつものようにとりとめもなく語っているけど、
今の時代には昔ながらの方法で視聴率をとってもあまり意味がないんじゃないかな、と思った次第です。
「伝説の低視聴率ドラマ」歴代ワースト15を発表について思うこと

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