3年前の感謝祭の日、ニュージャージーからモンタナに向けて旅立った。
その間、だいたい3か月に一回のペースでニューヨークまで遊びに来ていた。
生活の基盤はモンタナに約半年、そしてニューオーリンズに2年間置いていた。
この3年間で私の生活、精神面でだいぶ変化があったと思う。
まだ完全に自分の中で整理されてはいないものの、今の時点でそれらの変化をまとめてみたいと思う。
今年の9月に日本へ数週間帰国し、その後、ニュージャージーへ戻ってきた。短期の仕事を初め、そしてまた感謝祭を迎えることになった。
この3年間の間に私の生活、精神面で様々な変化があったと思う。
私の中で、完全にそれらの変化について整理できているわけではないけど、今の時点での心境をまとめてみたいと思う。
借金を完済できた
モンタナへ行く前に、私には複数の借金があった。
少額のところからあげれば、医療費、学生時代からのカードローン。
そして買ったばかりの中古車のローン。
一番多額だったのは、看護学校の学生ローンだった。
それに加えて、当時は看護学士取得の通信教育も受けていたので、その学費もその都度払っていた。
正直、モンタナの病院の給料は低かった。しかし、生活コストがだいぶ下がったのと、入社ボーナスがもらえたため、医療費、学生時代からのカードローン、そして中古車ローンの一部も返還することができた。
その後、2か月の失業期間を経て、ニューオーリンズへ引っ越すことになった。
ニューオーリンズの病院も入社ボーナスをくれたため、それで中古車ローンの残りを返すことができた。
そして、次に学費ローンの繰り上げ返済を始めるか、貯金を始めるか迷った。
しばらく考えてから、学費ローンの返済から始めることにし、9か月かけて今年の5月に、無事に全額返済することができた。この経緯に関しては、後程、別の記事に書こうと思っている。
こうして10年弱、300万円ぐらいあった借金が思いもかけず早くに返済できて、肩の荷が下りたのを実感したものだった。
病院の仕事に就くことができた
ニューオーリンズの病院で、悲願だった緊急病棟で働けることになった。もう自分ではほとんど諦めていたところだったので、最初は半信半疑ながらも嬉しかった。その後、いろいろ苦労するわけだが、それもまた別記事で書いていきたい。
心の平安を得ることができた
これに関しては、矛盾する面もあって、一概にそうは言えないところはあるのだが…。とある経験から、悟りのような心境になり、これまで自分が長らく悩んでいたことに、突如として答えが得られたのだった。確かに悩みは消え、平安は得られたのだが、反面、日々の生活から強烈な喜びのようなものも失われることになったので、常に気持ちがすこし沈んでいるようなのがデフォルトになってしまった。この心境に関しては、今現在進行中で、どうしたものか、と日々考えているところだ。
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